【田島翔のサッカー人生】指導からスカウトまで?自身で勝ち取った終身契約
インタビュー文: 菊池大将, 2019.02.14. 6:30 pm
FT:
韓国プロサッカークラブの選手兼コーチとして、日韓関係が“こんなときだからこそ”チャレンジしたいことはあるのか?
田島:
Jリーグクラブと交流試合はもちろん、アカデミーの子供達の交流試合や日韓の指導者交流による子供達へのサッカー教室などもしてみたいです。
FT:
田島さんが架け橋となり、日本で花が開ききっていない選手の、韓国挑戦が増える未来などは想像しているか?(プロになれるわけがないと、田島選手自身も言われてきたとおっしゃっていたので)
田島:
今季は韓国でプレーする日本人が増えました。
日韓問題にサッカーは関係ないという事です。
ソウルユナイテッドFCは日本のようなサッカーを目指す上で僕一人では限界があるので、僕自身が日本人選手をスカウティングしてチャンスを与えていきたい気持ちもあります。
FT:
「フットライズサッカーアカデミー」「函館ナチャーロ」「ソウルユナイテッド」の連携もあり得るのか。
田島:
今年、フットライズの子供達が韓国遠征する計画があったり、僕の地元の北斗市にサッカー場が完成するので、地元でソウルユナイテッドFCと函館ナチャーロの親善試合の構想もあります。
僕がいる限り、連携や提携はじゅうぶんあり得る話です。
類まれな営業力と行動力でついに終身契約まで勝ちとった田島選手。日本企業を巻き込んだ韓国での活動に加え、
「フットライズサッカーアカデミー」で未来の日本代表を育てながら
「函館ナチャーロ」で地元への恩返しも忘れない。日本サッカー界の貴重な財産と言えるだろう。今後の活躍にも注目だ。
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