リーグ・アン パリ・サンジェルマン

今夏PSG加入のブッフォン、母国と比較しフランスでの生活を語る

 パリ・サンジェルマン(PSG)の元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンはフランスで居心地の良さを感じているようだ。現地時間28日、フランスのフットボール専門誌『France Football』がこれを伝えている。

 長らくユベントスの正守護神としてゴールマウスを守り、昨季には前人未到のスクデット7連覇、コッパイタリア4連覇達成に大きく貢献していたブッフォンは、今年5月にユベントスの退団を公式発表。その後は現役続行・引退の可能性も含めて同選手の去就に注目が集まっていたが、7月上旬にPSGが獲得を決めている。

 また同選手はここまでトロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)・モナコ戦とリーグ戦2試合でフル出場を果たしており、失点をわずか「1」に抑えている。

 そんな40歳にして自身初となる国外挑戦でフランス行きを決断したブッフォンは「僕がここで幸せであり情熱を感じているならば、それはPSGでの新しいチームメイトやドレッシングルームの雰囲気のおかげだよ」とチームメイトやクラブに対する感謝の言葉を述べている。

 そしてフランスでの環境について「フランスには多くのユーモアで満ち溢れているし、イタリアと比較してストレスが少ないよ。イタリアでは、ある物事に対して少しばかり過大に反応したり、フットボールにとりつかれすぎる環境にあった」と昨季まで身を置いていたイタリアと比較。

 さらに同選手は「試合に向けたアプローチやトレーニングはイタリアで経験したものとは違う。ここでやっている方がより静かであり、リラックスする環境にあり、そして楽しめる」と語り、フランスの環境を気に入っていることを明かしている。

 ユベントス在籍時はタイトル獲得を常に求められていたこともあり、重圧を背負っていたブッフォンだが、今はのびのびとした環境でフットボールを楽しめているようだ。