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浦和からオークランド移籍!酒井宏樹が海外再挑戦で「魅力感じた」部分とは

酒井宏樹 写真:Getty Images

 浦和レッズは先月24日、元日本代表DF酒井宏樹が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱すると公式発表。オーストラリア1部新規参入のオークランドFC移籍が有力視される中、同クラブの公式SNSアカウントによる匂わせ投稿が話題に。本人が海外再挑戦の決断に至った背景を明かしている。

 同選手の去就については、オーストラリア人の元サッカー選手であるアンディ・ハーパー氏が先月11日、北中米W杯アジア2次予選・オーストラリア対パレスチナの解説を担当した際に「酒井はこの夏にオークランドFCと契約を結ぶ」とコメント。先月下旬に浦和退団が決まると、本人も今月8日放送の『JAM THE PLANET』(J-WAVE)出演時に「(移籍先は)オセアニア。僕個人としては行っていない大陸だったので、非常にそこに魅力を感じた。純粋にプレーしてみたい、生活してみたいと思った」と、海外移籍の可能性を認めていた。

 そんな中、オークランドFCの公式SNSアカウントは、今月24日午後に更新。酒井と思わしきシルエットをアップした上で、砂時計の絵文字を添えているだけに、「酒井だ」「ついに公式発表か!」「酒井宏樹が来るぞ!」といったコメントが寄せられている。

 オークランドFCは昨年11月、ボーンマスを保有するアメリカ人実業家により創設。今年3月にクラブ名が正式決定すると、初代監督にスティーブ・コリカ氏が内定。同氏はかつて2000年から2001年にかけてサンフレッチェ広島でプレー。2010年の現役引退後は指導者の道に進んでおり、2018年5月から昨年11月までシドニーFCを指揮。豪州1部リーグ2度制覇という実績の持ち主だ。

 浦和は酒井の他に、副主将のDFアレクサンダー・ショルツやMF岩尾憲、MFオラ・ソルバッケンらが今季途中で退団。酒井は『JAM THE PLANET』で「(ショルツ、岩尾など)誰ひとりこのクラブが嫌いになったとか、そういうのではない。浦和は常に自分たちを後押ししてくれたので、本当に感謝しかない」と語っていた。