Jリーグ

ギネス認定・小林悠に続くのは誰?J1途中出場得点ランキングトップ10

眞中靖夫(右)写真:Getty Images

第5位:20ゴール

眞中靖夫

第5位には身長170cmと小柄ながら突破力に優れている眞中靖夫氏(2004年現役引退)がランクイン。主にスーパーサブとして鹿島などで活躍した眞中は、C大阪在籍時の2001年7月14日、柏レイソルとのJ1リーグ1stステージ第14節で後半に出場すると、3分間でのハットトリックを達成。これはJリーグでの最短時間記録となっており今も破られていない。


森山泰行(左)写真:Getty Images

第4位:23ゴール

森山泰行

第4位には「ゴリ」の愛称で親しまれた元日本代表の森山泰行氏(2008年現役引退)がランクイン。大学を卒業した1992年にJリーグ開幕前の名古屋グランパスエイト(現・名古屋グランパス)に入団。翌年Jリーグが開幕すると、1993シーズンのJ1リーグ1stステージ第2節浦和戦でクラブとしてのリーグ初得点を奪うなど勝利に貢献した。以降はスーパーサブとして名を上げ、1996年には総出場時間799分で11ゴールをマークするなど、少ない出場時間ながら高い決定力を見せた。

2025年度から順天堂大学のストライカーコーチに就任しており、同校からどのような逸材が誕生するか非常に楽しみだ。


パトリック 写真:Getty Images

第3位:24ゴール

パトリック

第3位にはJ3のツエーゲン金沢でプレーするFWパトリックがランクイン。ブラジルのパイサンドゥSCでプロデビュー後、多くの国内クラブを渡り歩き2013年に川崎でJリーグデビュー。その後はヴァンフォーレ甲府、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島、京都サンガ、名古屋グランパスを経て2025シーズンに金沢へと加入した。

強靭なフィジカルとスピードを武器に2014シーズンには当時所属していたG大阪でFW宇佐美貴史と2トップを組みJ1リーグを席巻する。同年のヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)では、広島との決勝で0-2と2点を追いかけるなか2ゴールを挙げチームを7年ぶりのカップ制覇に導くとともに最優秀選手賞にも輝いた。

2018年に所属した広島では、キャリアハイの20ゴールでJ1得点ランキング2位に輝くなど、勢いづくと相手DFは手が付けられないような活躍を見せ、多くのサッカーファンにインパクトを与えた。今シーズンもJ3リーグで得点を量産しており、37歳という年齢を感じさせないパフォーマンスを見せている。まさに”生きる伝説”という表現が似合う選手だ。


播戸竜二氏 写真:Getty Images

第2位:27ゴール

播戸竜二

第2位は27ゴールの播戸竜二氏。1998年にG大阪でキャリアをスタートさせたが、同期に新井場徹氏や橋本英郎氏といった好選手が多かったこともあり、出場機会に恵まれず不遇の時期を過ごす。2000シーズンに出場機会を求め岡田武史氏(現FC今治オーナー)率いるコンサドーレ札幌へ期限付きで移籍すると、すぐさまレギュラーの座を獲得。

がむしゃらなプレーやDFとの駆け引きからスペースに侵入しワンタッチでゴールを決めきる決定力を武器に活躍し、札幌のJ1昇格に貢献した。この間にU-19、U-20など年代別日本代表に召集されている。その後もヴィッセル神戸でJ1残留、G大阪ではAFCチャンピオンズリーグでの初タイトル獲得に貢献した。2010年以降はC大阪、サガン鳥栖、大宮アルディージャ、FC琉球などを渡り歩き、2019シーズンに所属したG大阪を最後に現役を引退している。現在はWEリーグの理事やJリーグ選手OB会副会長のほか、解説者としてもサッカー界を支えている。


小林悠 写真:©KAWASAKI FRONTALE

第1位:29ゴール

小林悠

栄えある第1位は川崎のFW小林悠。拓殖大学在学中の2008年、水戸ホーリーホックに特別指定選手登録されていたが、卒業後の正式加入としては川崎一筋。度々ケガで離脱していた期間はあるが、2011シーズンのJ1第9節ジュビロ磐田戦で途中出場を果たし、90分に決勝点となるゴールを挙げ1-0でチームを勝利に導いた。これがリーグ戦プロ初ゴールだった小林は、同シーズン12ゴールをマーク。以降J1での得点を量産している。

2016シーズンには大久保嘉人氏と共に2トップの一角として得点を重ね、クラブ新記録となる6試合連続ゴールも達成している。2017年には、リーグ戦カップ戦共に優勝まであと一歩届かなかった川崎をリーグ優勝へと導き、クラブ史上初タイトル獲得に貢献。個人でも同年のJリーグアウォーズで得点王、ベストイレブン、MVPとタイトルを総なめにした。

その後は途中出場が多くなったが限られた時間の中でも得点を量産し、29ものゴールを挙げてギネス世界記録に認定された。2025シーズンはJ1リーグで3試合に出場しているが未だ得点はない。小林が“ジョーカー”として得点量産体勢に入ることが川崎躍進のカギとなるだろう。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、FCバルセロナ

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