
プレミアリーグのリバプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク。今2024/25シーズン限りの契約満了が近づく中、今夏の去就に注目が集まっている。リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)やブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが移籍先候補として浮上し、特にバイエルンは有力な行き先の1つと報じられてきた。
スペインの報道では、バイエルンがファン・ダイクに正式なオファーを提示し、すでに合意に達している可能性があると伝えられた。しかし、ドイツ『Sky Sports』のフロリアン・プレッテンベルク氏はこの報道を否定。バイエルンはファン・ダイクの実力を評価しているものの、補強ターゲットには含まれておらず、最近の交渉も一切行われていないという。
一方、PSGも移籍先候補として名前が挙がっている。リバプールがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)敗退後、ファン・ダイクがPSGのナセル・アル=ケライフィ会長やルイス・カンポスSDと会話する姿が映像に捉えられ、憶測が広まった。しかし、PSG側はファン・ダイク獲得に動く意思はないとみられている。
ファン・ダイク自身は現在、リバプールでの残りのシーズンに集中しており、プレミアリーグ優勝を目指している。クラブも契約延長に向けた交渉を続けているようだ。なお、同クラブのFWモハメド・サラーやDFトレント・アレクサンダー=アーノルドも契約が2025年夏までとなっている。リバプール残留か、新たな挑戦か、その決断が注目される。
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