プレミアリーグのアーセナルは、現在怪我人が続出し、選手層が限られる中での厳しい戦いを強いられている。この状況下で、年明けや来夏に複数の選手が退団する可能性があると報じられており、ミケル・アルテタ監督は選手の離脱に対して慎重な対応を求められている。スポーツディレクターのエドゥ・ガスパール氏には、選手たちの契約満了を見据えた戦略的な対策が求められる状況だ。
その中で、同クラブに所属する日本代表DF冨安健洋の去就も注目されている。チームにとって欠かせない戦力と伝えれてきた冨安だが、怪我の影響におけるフィットネス面での不安が指摘されており、ガスパール氏が1月の移籍市場での放出を検討しているとの報道も。同様に、ポーランド代表のDFヤクブ・キヴィオルや、怪我からの復帰を目指すDFキアラン・ティアニーも退団が見込まれているとのことだ。
さらに、MFトーマス・パルティとMFジョルジーニョの契約も2025年に満了を迎える。トーマスは負傷者が多い中、右サイドバックとしても安定したプレーを披露し、アルテタ監督の戦力として欠かせない存在だが、契約延長の動きは不透明だ。
一方で、FWガブリエウ・ジェズスにはラ・リーガの強豪アトレティコ・マドリードが強い興味を示しているとのことだ。アルテタ監督が「非常に重要」と評価するジェズスの契約は、2027年まで残っているため、アーセナル側は適切な移籍金を要求できる立場にあるが、スペイン移籍の可能性はクラブの懸念材料となり得るのかもしれない。
コメントランキング