オランダ1部AZアルクマール所属の日本代表DF菅原由勢は、プレミアリーグ(イングランド1部)フラム移籍の可能性が消滅したようだ。
AZの主力選手として活躍している菅原は今年6月以降、ポルトガル1部スポルティングCPやリーグアン(フランス1部)スタッド・レンヌへ移籍が噂されたが実現せず。本人は先月、日本代表OB内田篤人氏の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』に出演した際、プレミアリーグやセリエA(イタリア1部)でのプレーを望んでいることを明かしていた。
そんな中、英紙『デイリーメール』は今月24日、フラムがバイエルン・ミュンヘン移籍に近づいているオランダ代表DFケニー・テテの後釜として菅原の獲得に動く可能性を報道。同紙は菅原の移籍金は1000万ポンド(約18億3000万円)と見積もったほか、フラムがレスター・シティ所属DFティモシー・カスターニュよりも菅原の獲得を優先するとみていた。
しかし欧州の移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、28日に「カスターニュはフラムのメディカルチェックを通過。個人的な条件でも合意。移籍金は1300万ポンド(約23億9000万円)を上回る」とリポート。英紙『デイリーメール』も「フラムはカスターニュ獲得発表間近」と伝えている。
日本代表でも右サイドバックのレギュラー定着が期待されている菅原。欧州の移籍市場最終日が8月31日であるだけに、今夏のステップアップ移籍は厳しいと考えられる。
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