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神戸退団イニエスタ、アルゼンチン移籍消滅か。現地「彼の望む移籍先は…」

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、アルゼンチン1部アルヘンティノス・ジュニアーズへの移籍が噂されている。バルセロナ時代の同僚であるガブリエル・ミリート監督からの連絡も報じられる中、現地メディアがイニエスタの去就を展望した。

 アルゼンチンメディア『TyCスポーツ』の報道によると、ミリート監督はイニエスタ獲得の可能性について「彼に連絡している」とコメント。一方でクラブ会長は「ミリートは、イニエスタが来たいのかどうかを確認するために話をした。彼らは友人である。具体的なことは何もない」と、現時点では交渉に進展がないことを明かしている。

 またアルゼンチンメディア『soyxeneize』が先月末に報じたところによると、アルヘンティノス・ジュニアーズが用意可能な年俸額は最大でも200万ドル(約2億8000万円)であり、神戸で受け取っている金額の10分の1程度とみられる。

 すると『TyCスポーツ』は「ミリート監督は、イニエスタのようなレベルの高い選手がアルゼンチンに連れてくることが難しいと分かっている。彼は新しいオファーも待っているはずだ」とリポート。イニエスタの移籍先について「彼はアジアでプレーし続けたい」と見解を示している。

 イニエスタの新天地については、スペイン・バルセロナの地元紙『ラ・バングアルディア』が「MLSのインテル・マイアミは、すでにイニエスタの状況について問い合わせている。選手本人は今後数週間のうちに新天地を決める予定だ」とリポート。カタールやUAE国内クラブ、サウジアラビア1部アル・ヒラルからの関心もあわせて伝えている。