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板倉滉、吉田麻也に言及なし?シャルケとの古巣対戦に「特別な試合だが…」

板倉滉 写真:Getty Images

 ブンデスリーガで多くの日本人選手がプレーする中、ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属のカタールW杯日本代表DF板倉滉(26)は、今月4日にシャルケ所属DF吉田麻也(34)やMF上月壮一郎(22)との日本人対決を控えている。その板倉滉が古巣対戦を前に自身の思いを語っている。

 板倉滉は昨季に主力選手としてシャルケのブンデスリーガ昇格に貢献すると、昨年7月にボルシアMGへ移籍。9月12日のトレーニング中に左膝の内側側副靭帯を断裂したものの、カタールW杯直前のリーグ戦で復帰。カタールW杯で好パフォーマンスを発揮すると、先月下旬のリーグ戦再開以降も3試合つづけてフル出場している。

 そんな板倉滉はクラブ公式インタビューに登場。「ホッフェンハイム戦での勝利は、僕たちにとって非常に重要な勝ち点3でした。(リーグ戦再開から)連敗していましたし、あの試合では大きなプランがありました。ようやく今年初勝利を挙げることができたので、うれしいです。あとは週末のシャルケ戦にその流れを引き継ぐことですね」と、先月28日のホッフェンハイム戦を回顧。

 シャルケ戦への思いを聞かれると「もちろんシャルケ戦は僕にとって特別な試合です。去年シャルケでプレーしていて、心地よさを感じていました。でも、この試合はボルシアMGのために勝ちたいですし、今はボルシアMGのために全力を尽くします」

 「懐かしいチームメイトに再会できるのは本当に楽しみですね。シャルケでは楽しい時間を過ごせましたし、昔のチームメイトにまた会えるのは嬉しいことです」と語った一方で、吉田麻也や 上月壮一郎への言及はなかった。

 ボルシアMGはリーグ戦18試合を終えて7勝4分7敗。来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位ボルシア・ドルトムントから9ポイント差の8位につけている。来季の欧州カップ戦出場が現実的な目標である中、板倉滉が古巣シャルケ相手にどのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まる。