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元新潟・浦和レオナルドが韓国・蔚山現代退団。Jリーグ復帰熱望の過去も

レオナルド 写真:Getty Images

 韓国1部・蔚山現代は先月26日、明治安田生命J1リーグの浦和レッズから元日本代表MF江坂任(30)を完全移籍により獲得。横浜F・マリノスからレンタル移籍により加入していた元日本代表MF天野純(31)の退団が確実とみられる中、かつて浦和レッズやアルビレックス新潟、ガイナーレ鳥取でプレーしていたブラジル人FWレオナルド(25)の退団を公式発表した。

 レオナルドは2021年2月、浦和レッズから中国1部の山東泰山へ完全移籍もわずか数ヶ月間で構想外となり、2021年7月末に河北足球倶楽部へレンタル移籍。河北でのレンタル期間を終えると、昨年2月に蔚山現代へ1年間のレンタル移籍により加入していた。

 すると韓国1部リーグ初挑戦にもかかわらず、3月にリーグ戦3試合つづけてゴールをマークするなど絶対的ストライカーとして活躍。リーグ戦33試合中19試合の先発出場で11ゴール4アシストをあげていた。また上位6クラブによる優勝プレーオフでは5試合中3試合の先発出場でノーゴール。それでも天野純とともに攻撃陣の中心選手として、蔚山現代のリーグ優勝に大きく貢献した。

 しかし蔚山現代は今月4日、レオナルドがレンタル移籍期間満了により退団すると発表。公式YouTubeチャンネルでレオナルドのプレー集を公開するなど、同選手の活躍に賛辞を送っている。

 なおレオナルドはレンタル元である山東泰山との契約を2026年2月まで残しているが、現時点で2023シーズンの山東泰山の構想に含まれているか不明である。浦和レッズ退団後から蔚山現代加入前までブラジルメディアのインタビューや自身のSNSアカウント等を通じてJリーグ復帰への思いを明かしていただけに、今後の動向に注目が集まる。