Jリーグ 浦和レッズ

神戸・槙野智章が内情暴露!浦和監督解任リカルドに「俺の契約を切った人」

槙野智章 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは今月31日、リカルド・ロドリゲス監督と今季をもって監督職を解除すると公式発表。浦和レッズサポーターから賛否両論が巻き起こる中、昨季終了後に浦和レッズを退団してヴィッセル神戸へ加入した元日本代表DF槙野智章(35)の投稿にも注目が集まっている。

 リカルド・ロドリゲス氏は2020年に徳島ヴォルティスをJ1昇格へ導くと、昨季から浦和レッズを指揮。1年目に天皇杯で優勝し、今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。今季もACLで決勝進出と結果を残していたが、天皇杯やルヴァンカップで敗退。J1リーグでも優勝の可能性がない中、今月29日の第33節・横浜F・マリノス戦で1-4で敗れていた。

 そんなリカルド・ロドリゲス監督の監督職解除をうけて、槙野智章は自身のインスタグラムアカウントを更新。ピッチサイドで指揮官と抱き着く自身の姿をアップするとともに「Ricardo Rodríguez
俺がこれまで教わってこなかった事を叩き込んでくれた人」

 「サッカーの楽しさを教えてくれた人 俺をFWで使いお祭り男にした人 一生忘れないゴールを取らせてくれた人 俺を使わないと言って契約を切った人」

 「全てにおいて俺は感謝をしてる。逢えばいつも満面の笑みでハグをしてくれるRicardo。一緒に仕事出来た事を誇りに思います。お疲れ様でした。gracias」(原文ママ)と投稿。これには「浦和に帰ってこい」、「またレッズの一員になってくれたら」と同選手の復帰を望む声が沸き起こっているほか、「2人がいたからこそ、天皇杯優勝でき、再びACL決勝の舞台へと進めた」といった感謝のメッセージも寄せられている。

 その一方で「俺を使わないと言って契約を切った」という言葉に対して「フロントが槙野智章をクビにしたと思っていた…」、「槙野のインスタ読んで悲しくなった」といったコメントも寄せられている。

 槙野智章は2017シーズンにACL制覇を成し遂げるなど、浦和レッズのタイトル獲得に貢献。しかし昨季にリカルド・ロドリゲス監督のもとで出場機会を減らすと、昨年11月に契約満了による退団が正式決定。それでも12月19日の天皇杯決勝・大分トリニータ戦で後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールをマーク。天皇杯のタイトル、そしてACL出場権を置き土産に浦和レッズを去っていた。