Jリーグ サンフレッチェ広島

元広島ジュニオール・サントスが去就で注目発言!5億円超の買取OP障壁か

ジュニオール・サントス(写真右) 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島からブラジル1部ボタフォゴFRへ期限付き移籍中のブラジル人FWジュニオール・サントス(27)が、来季以降の去就に対する自身の望みを語った。26日、ブラジルメディア『ランセ』が伝えている。

 ジュニオール・サントスはブラジル1部フォルタレーザECや柏レイソル、横浜F・マリノスなどをへて、昨年1月にサンフレッチェ広島へ完全移籍。昨季はリーグ戦で7ゴールをマークしたが、シーズン後半戦にレギュラーからベンチ要員に降格したこともあり、19試合の先発出場にとどまっていた。

 そして今季はシーズン前半戦でコンスタントにスタメン出場していたが、先月3日のYBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝の1stレグ・横浜F・マリノス戦以降は全試合でメンバー外に。先月15日になってボタフォゴFRへの期限付き移籍が正式決定している。

 そんなジュニオール・サントスは、先月21日のECジュベントゥージ戦でボタフォゴFRでのデビューを果たすとともに、母国復帰後初ゴールをマーク。その後はブラジル1部リーグ戦4試合中2試合に先発出場している。

 その中、同選手は『ランセ』のインタビューに対応。ボタフォゴFRへの移籍について「最高だよ。自分の夢が実現したんだ」と切り出すと、「僕はボタフォゴFRでのプレーにとても集中している。僕はボタフォゴFRとの契約を更新したいんだ。自分だけでなく、チーム全体がつねにベストを尽くさなければならないが、僕はここに留まりたいね」とコメント。来季以降もボタフォゴFRでプレーする意思が強いことを明かした。

 ただボタフォゴFRの専門サイト『Fogaonet』は同選手の期限付き移籍決定直前、契約内容について「ジュニオール・サントスは今年末までのレンタル移籍となるが、来年6月までのレンタル期間延長が可能である。レンタル期間終了時には、ボタフォゴFRが希望すれば買い取りオプションも行使できる」と報道。買い取りオプションの設定額が400万ドル(約5億3000万円)であることもあわせて伝えている。