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川崎レアンドロ・ダミアン、近日中にも去就決定か!契約延長打診も国外からもオファー

レアンドロ・ダミアン 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、近日中にも去就が決まるかもしれない。18日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 ダミアンは川崎フロンターレとの契約が今季終了後に満了を迎える中、すでにクラブから契約延長の打診を受けている。しかし、本人は8月に母国メディアのインタビューを受けた際、川崎フロンターレとの現行契約を全うすることや来季以降の去就について決断を下していないことを明かしていた。

 また、同選手の代理人はブラジルメディアの取材で「我々は日本のクラブ(川崎フロンターレ)と契約延長合意にむけて動いている。様々なクラブから声を掛けられているし、彼は素晴らしい時間を過ごしている」とあくまでも川崎フロンターレの契約延長が基本線であることを明言していた。

 ただ、ダミアンの古巣であるカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のSCインテルナシオナルが再獲得にむけて、川崎フロンターレに対して同選手に関する情報を問い合わせたと先月に現地メディアが報道。くわえて、ブラジルメディア『O DIA』はブラジル1部のフルミネンセも今季限りで現役を退くことが濃厚な元ブラジル代表FWフレッジ(37)の後釜として、ダミアンの動向を注視していると伝えている。

 さらに、今月にはUAEやメジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからもオファーが届いていると伝えられており、すでに争奪戦の様相を呈している。その中、『グローボ』は選手サイドが今後数日以内で来季以降の去就に関して決断を下さなければならないと主張。ダミアン本人は川崎フロンターレ残留を願う中、難しい選択を迫られているようだ。

 なお、ダミアンは2019年に川崎フロンターレへ完全移籍により加入。FW小林悠らとし烈なポジション争いを演じる中、Jリーグ挑戦1年目の2019シーズンは公式戦31試合に出場し11ゴールをマーク。そして昨季はJ1リーグ全34試合に出場。リーグタイトル獲得や天皇杯優勝に大きく貢献していた。そして、同選手は副キャプテンとして今季に臨むと、ここまでリーグ戦で23試合に先発出場して16ゴール8アシストをマーク。チームがJ1リーグ連覇を目指す中、引き続き前線に必要不可欠な戦力として結果を残している。