Jリーグ 横浜FC

小川慶治朗加入クラブが元レアルGK獲得発表!モウリーニョ監督のもとでデビュー

ヴィッセル神戸在籍時の小川慶治朗 写真提供:Gettty images

 Aリーグ(オーストラリア1部)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズは、明治安田生命J1リーグの横浜FCでプレーしていたFW小川慶治朗(29)にくわえて、かつてレアル・マドリードに所属していたスペイン人GKトマス・メヒアス(32)の獲得も公式発表した。

 メヒアスは2001年にレアル・マドリードの下部組織に入団すると、し烈な競争を勝ち抜いて2011年5月にジョゼ・モウリーニョ監督のもとでトップチームでデビュー。ただ、その後はトップチームでピッチに立つことはなく、2014年1月に当時EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたミドルスブラへ移籍する。

 同選手はミドルスブラでも出場機会を確保できず、ラージョ・バジェカーノやルーマニア1部の強豪ディナモ・ブカレストなどへの移籍をへて、今年1月にミドルスブラを退団してトルコ2部のアンカラスポルへ加入。トルコ2部ではリーグ戦17試合で先発出場するなど正守護神として奮闘していたが、昨季終了後に契約満了となり、しばらく無所属状態となっていた。

 その中、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズは18日、来年6月までの契約期間で同選手とサインを交わしたと発表。ウェスタン・シドニー・ワンダラーズは昨季、リーグで2番目に多い得点数をあげていたが、失点も4番目に多いことから守備陣の補強を目指していた。

 なお、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズは、かつてエバートンやマンチェスター・シティでプレーしていた元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(30)の獲得を目指しているものの、シドニーの現地紙『Sydney Morning Herald』はマッカーサーFCとの争奪戦を展開していると伝えている。