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ミランFWにフランクフルト以外からもオファーが!独複数クラブが争奪戦

イェンス・ペッター・ハウゲ(写真右) 写真提供: Gettyimages

 ミランは日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルト以外のクラブからもノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲの獲得オファーが届いていたが、却下しているようだ。28日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 ハウゲは昨夏にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトからミランへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで18試合、UEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、同選手は4月3日に行われたセリエA第29節・サンプドリア戦を最後にピッチに立っていなかった。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝トーナメントにおける登録メンバーから外れるなど、厳しい立場に置かれている。

 ミランは現在21歳であるハウゲとの契約を2025年6月まで残しているが、今夏のマーケット期間に完全移籍での放出を望んでいる模様。フランクフルトがすでにポルトガル代表FWアンドレ・シウバをRBライプツィヒに放出していることもあり、ハウゲに対する関心を強めている。

 また、フランクフルトはミランとの交渉を行う中、今月中旬に移籍金800万ユーロ(約10億4000万円)によるオファーを提示。しかし、ミランは少なくとも1200万ユーロ(約15億6000万円)を求めているため、これを拒否していた。

 その中、ボルフスブルクもすでに1度目のオファーを提示していたとのこと。提示金額については明らかになっていないが、ミランの求める1200万ユーロには届いていなかったため、却下されたという。ただ、今後もボルフスブルクとフランクフルトによる争奪戦が繰り広げられるものとみられる。

 なお、フランクフルトは2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したため、監督や一部のクラブ首脳陣の交代を発表。また、鎌田大地をはじめ複数選手を放出する模様。一部のドイツメディアは鎌田大地がミランへ移籍する際にハウゲとの取引に絡む可能性を伝えている。