
日本代表DF植田直通はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のセルクル・ブルージュからニーム・オリンピックへレンタルにより加入していたが、ニームは28日に同選手の買い取りオプション行使を公式発表している。
現在26歳の植田直通は、明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズで日本代表DF昌子源らとともに強固な守備陣を形成。2016シーズンにはJ1リーグ優勝にくわえて天皇杯も制覇するなど、クラブに多くのタイトルをもたらしていた。同選手は2018年に行われたワールドカップ・ロシア大会に出場した後、セルクル・ブルージュへ完全移籍。移籍1年目はリーグ戦で21試合に出場するなど順調な滑り出しを見せていたが、今季はここまでわずか7試合の先発出場にとどまっており、昨年11月以降は大半の試合でベンチ外となるなど厳しい立場に置かれていた。
その中、同選手は今冬にニームへ半年間のレンタル移籍により加入。当初はベンチ要員であったが、今年3月以降はリーグ戦8試合に先発出場するなど、レギュラーを掴んでいた。
ニームは今季のリーグアン(フランス1部)を19位で終え、2部降格が決定。複数選手の退団が予想される中、ニームは植田直通と2023年6月までの2年契約を新たに結んでいる。
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