ラ・リーガ バルセロナ

マンC指揮官グアルディオラ、スペイン人DFのバルサ復帰を明言!リーグ杯決勝でベンチ外

エリク・ガルシア 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・シティのスペイン人DFエリク・ガルシアは今夏バルセロナへフリーで移籍することが既定路線となっているようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やスペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在20歳のガルシアは2017年にバルセロナの下部組織からマンチェスター・シティへ完全移籍により加入。マンチェスター・シティの下部組織で頭角を現すと2019年夏にトップチーム昇格を果たしていたが、今季はここまで公式戦10試合の出場にとどまっている。ガルシアとマンチェスター・シティの契約期間は今年6月までとなっているが、同選手の去就を巡っては、古巣であるバルセロナへの移籍ですでに合意に至っていると伝えられていた。

 また、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は25日に行われたカラバオカップ(リーグカップ戦)決勝・トッテナム・ホットスパー戦後の記者会見において「エリク・ガルシアは私好みの選手のひとりだし、息子のような存在だ。昨シーズンは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ただ、彼はバルセロナに移籍すると私は思っているので、この試合でベンチに入らなかった」と語っている。

 スペイン代表DFジェラール・ピケが年齢を重ねて全試合での出場が厳しくなったこともあり、同選手の後継者確保が課題となっているバルセロナだが、今季トップチームでブレイクを果たしているDFオスカル・ミンゲサにくわえて今夏復帰が濃厚となっているガルシアが守備陣の主力になることを多くのファンが期待しているだろう。