
アルゼンチンサッカー協会(AFA)はバルセロナのFWリオネル・メッシの離脱による影響を受けているようだ。現地時間25日、スペイン紙『マルカ』やモロッコの地元紙などがこれを伝えている。
メッシは今月の代表ウィークにおいて昨年に行われたワールドカップ・ロシア大会以来となるアルゼンチン代表復帰を果たしており、22日に行われた国際親善試合・ベネズエラ戦では先発フル出場を果たしていた。
しかし同選手はこの一戦で鼠径(そけい)部を負傷したことから、すでに代表チームから離脱しており、26日に行われるモロッコ戦の欠場が確定している。
さらにAFAはこのメッシの欠場により王立モロッコサッカー連盟から受け取る金額が当初の100万ユーロ(約1億2000万円)から55万ユーロ(約6800万円)に減額されるようだ。
これは当初、AFAと王立モロッコサッカー連盟との間でメッシが70分以上出場することが100万ユーロ支払いの条件として予め契約を交わしていたことが背景にあることによるものとみられる。
メッシのアルゼンチン代表復帰は多くのフットボールファンに喜ばせたものの、モロッコのファンは同国との一戦にメッシが出場しないことを残念がっていることだろう。
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