ラ・リーガ その他

コパ・リベルタドーレス決勝の開催場所がマドリードで決定も事態が急変

今年の南米王者を決めるコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグは、レアル・マドリードの本拠地であるエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで開催することを南米サッカー連盟(CONMEBOL)が公式発表しているものの、事態は思わぬ方向に動いているようだ。

史上初となる“スーペル・クラシコ”実現により大きな話題を呼んでいたコパ・リベルタドーレス決勝であるが、現地時間24日にリーベル・プレートのホームでキックオフの予定だった2ndレグはリーベル・プレートサポーターがボカ・ジュニアーズのチームバスを襲撃し、複数選手を負傷させたことにより、CONMEBOLが延期を発表していた。

そして両クラブ会長やCONMEBOLが話し合いを行った結果、開催日を現地時間12月9日に決定するとともに、開催場所についてイタリアのジェノバ、カタールの首都・ドーハなど複数のアルゼンチン国外での候補地からマドリードを選定したことも発表している。

ところが2ndレグをホームで開催する予定だったリーベル・プレートが1日に公式サイトを通じて声明を発表。その内容は同クラブのホーム以外での開催を断固として認めないというものであるようだ。

一度はアルゼンチン国外開催で決着したと思われたコパ・リベルタドーレス決勝であるが、この公式声明により事態は泥沼化する恐れが出てきた。果たしてこの声明に対してCONMEBOLはどのような反応を示すのだろうか。