リーグ・アン ニース

バロテッリに再びニース退団の可能性。今節ギャンガン戦で仰天行動に

ニースのイタリア代表FWマリオ・バロテッリに今冬退団の可能性が急浮上しているようだ。現地時間1日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

バロテッリは今夏にクラブ退団の可能性が伝えられるなど去就問題に揺れていたものの、最終的には残留を決断。しかしシーズンオフでのコンディション不足が露呈したことにより、パトリック・ビエラ監督から厳しい指摘を受けベンチ外となる試合があるなど厳しい状況に立たされていた。

また9月の代表ウィークではロベルト・マンチーニ監督からイタリア代表に選出されたものの、やはりベストコンディションからは程遠い状態であり、10月以降は同国代表に招集されていない。

そのバロテッリは1日に行われたリーグアン第15節・ギャンガン戦で先発出場したが、74分での交代を余儀なくされる。すると同選手はビエラ監督に対して突然激怒。これに指揮官は驚きを隠せなかったものとみられる。またこれは今季ここまでリーグ戦で9試合に出場しているものの、わずか1ゴールに終わっていることにより溜めていたフラストレーションが爆発したものとみられる。

同監督は先月に行われた第13節・ニーム戦後にバロテッリのパフォーマンスについて平均以下という厳しい評価を下しており、今後両者の関係はさらに悪化する可能性が高いようだ。

バロテッリの代理人であるミノ・ライオラ氏はすでに強豪・オリンピック・マルセイユと今夏に接触している。今後、冬の移籍市場に向けて何らかの動きが見られるかもしれない。