代表チーム ロシア代表

ベスト4を賭けた戦いはPK戦にもつれ込む熱戦。クロアチアが開催国下す

 ロシアワールドカップ(W杯)準々決勝、ロシア対クロアチアが行われ、120分を2-2で終えPK戦の結果クロアチアがロシアを下し、準決勝進出を決めた。

 試合の先手を取ったのは開催国のロシア。31分、デニス・チェリシェフがアルテム・ジューバとのコンビネーションから左足を振りぬき、ゴール左上隅を打ち抜く。ロシアがベスト4に1歩近づく。

 しかし、クロアチアもすぐに反撃。39分、マリオ・マンジュキッチが空けたスペースに走りこんだアンドレイ・クラマリッチがクロスを冷静にゴール右隅に流し込んだ。前半の内に試合は振り出しに。

 試合は1-1のままハーフタイムへ。迎えた後半、中々得点が生まれないまま試合は終盤に。結局ゴールは生まれず、試合は延長戦へもつれ込む。

 試合は100分に動く。ルカ・モドリッチの蹴ったCKをドマゴイ・ビダが頭で流し込み、クロアチアがついにリードを奪う。1点のリードを保ったまま試合は延長後半へ。115分に開催国が土壇場で意地を見せる。CKをマリオ・フェルナンデスがヘディングで合わせネットを揺らし、残り約5分で試合は振り出しに。その後得点が生まれることはなく、PK戦へ突入する。

 PK戦を3-4で制したクロアチアがロシアを下し、準決勝進出を決めた。