
8月7日に開幕を迎えた2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。開幕初日から14ものゴールが生まれる激戦が繰り広げられたが、以降も第3節まで熱量の高い戦いが続いている。
清水エスパルスでは、昨季終了後、3シーズンチームを率いJ2優勝やJ1昇格に導いた秋葉忠宏監督が退任した。百年構想リーグからは、過去ヴィッセル神戸をJ1連覇へと導いた吉田孝行監督を迎え、新たなスタートを切っていた。
しかし、新体制へと切り替わったと言っても結果がすぐについてきているわけではない。百年構想リーグはWESTグループを戦って7位。堅守で好ゲームを演じて勝ち点を積み上げた半面、得点力不足で上位進出のチャンスを逃し、プレーオフラウンドでも横浜F・マリノスに敗れ、最終14位でハーフシーズンを終えていた。
その反省もあり、攻撃陣に新戦力を多く迎えてスタートを切った清水は、今季8月8日の開幕戦で名古屋グランパスと対戦。百年構想リーグでは2度とも完封負けを喫した相手に、途中数的不利に陥りながらも先制点を守り抜き白星スタートに成功した(1-0)。しかし、直近の2試合では、決定機を作りながらも得点を生み出すことができず。片や相手に数少ないチャンスを生かされてしまい、最小失点差とはいえ2連敗となっている。
今季も堅守で勝ち点を積み上げられる見込みは一定程度立っているものの、勝ち点3はまだまだ遠いのが清水の現状だ。ここでは、そんなチームにおける今後のキーマンを3選手挙げていく。

FWジャーメイン良
今夏清水が新たに獲得した中でも、百年構想リーグでの課題克服を託された選手と言えばFWジャーメイン良だろう。かつては清水のライバルクラブでもあるジュビロ磐田にも所属した経歴を持ち、磐田在籍時の2024年にはJ1で年間19ゴールを挙げるなど活躍。日本代表も経験した、国内で活躍中の日本人選手の中では間違いなくトップクラスのストライカーだ。
プロキャリアをスタートさせたベガルタ仙台では、J1の舞台でなかなか出場機会の得られないシーズンもある中で、2年目以降は毎年ゴールをマーク。当時はサイドでの出番も多かったが、持ち前の得点力を発揮していた。
一気に前線での存在感を増したのが磐田在籍時。2023年にJ2で31試合9ゴールを挙げると、翌年は19ゴールを挙げている。その活躍から、2025年はサンフレッチェ広島へ移籍。36試合で4ゴール3アシストと、得点に関してはトーンダウンしたものの、多くの出場機会を得てチームの戦力となっていた。
前線での身体を張ったプレーはもちろん、左足から放たれる強烈なシュートも大きな武器。残念ながら清水加入後まだ公式戦で得点を挙げられていないが、試合を重ねるごとにゴールの気配は強く漂わせている。
FWオ・セフンやFW木下康介がいることにより、これまで以上にゴールに専念できる環境にいることも大きいはず。まずは1点、加入後初ゴールが生まれることで一気に波に乗りそうな選手の1人として、キーマンと呼べることは間違いない。
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