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FC東京マルセロ・ヒアンはあの大物選手の代替?海外移籍の裏側とは。8億円で鳥栖と合意

マルセロ・ヒアン 写真:Getty Images

 サガン鳥栖からFC東京へ期限付き移籍中のブラジル人FWマルセロ・ヒアンには、メキシコ1部クラブ・ウニベルシダ・ナシオナル(プーマス)へ移籍する可能性が取りざたされているが、その背景が明らかに。プーマスが元フランス代表FWアントニー・マルシャルの獲得に失敗したことが関係しているとみられる。

 ヒアンがプーマスへ移籍する可能性は、ブラジル『ランセ』は9月10日に報道。「FC東京退団の可能性がある」とした上で、「プーマスは、鳥栖から提示された移籍金(の支払いに)前向きな姿勢を示しており、鳥栖との交渉をほぼ完了させている。ヒアンと鳥栖の契約期間は2026年12月までだ」と、移籍金500万ユーロで合意に達した可能性を報じたほか、「今季終了まで期限付き移籍のFC東京とも交渉を進めている」と伝えていた。

 一方、メキシコの移籍市場に精通しているジャーナリストのセサル氏は、「CFモンテレイはギリシャ1部AEKアテネ所属マルシャルの獲得で合意。プーマスとの争奪戦を制した」とリポート。現時点で外国人枠を1つ余しているプーマスとしては、元マンチェスター・ユナイテッド所属でプレミアリーグでの実績が豊富な大物選手の獲得を逃したことにより、ヒアンへターゲットを切り替えたものとみられる。

 現在23歳のヒアンは、鳥栖在籍時の2024シーズンにJ1リーグ戦で14ゴール2アシストを挙げ、FC東京へ期限付き移籍。2025シーズンもここまでJ1リーグ24試合の出場で7ゴールをマークしている。

 2025年夏、UAE1部所属2クラブからのオファーやブラジル1部サンパウロからの無償レンタルによる獲得打診が報じられたヒアン。プーマスを取り巻く状況を踏まえると、同選手の去就は鳥栖・FC東京・プーマスの三者交渉を軸に、今後数日間で大きな進展を迎える可能性が高いと言えるだろう。