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横浜FC小倉陽太、J1初ゴールで証明した可能性「有意義な時間を過ごせている」

Jリーグ 写真:Getty Images

ピッチレベルで感じたJ1とJ2の違いとは?

トップカテゴリーのJ1では、各国の代表クラスや元代表選手といった経験豊富な選手が多く、リーグ全体のレベルが非常に高い。それに対してJ2は成長過程の若手選手や出場機会を求めて加入したJ1選手、ベテランの叩き上げ組などの選手が多く、レベルの差は歴然である。

昨2024シーズンのJ2でプレー経験がある小倉にプレー面での差を訊くと「J1とJ2では、ひとつひとつの判断の速さに大きな差があると思っています。1つテンポが遅れてしまうとパスが出せなかったり(相手に)囲まれてしまいます。そういったことを肌で感じました」と語った。しかし「徐々にJ1の試合スピードや基準にも慣れてきていますし、有意義な時間を過ごせています」と少しずつ順応していることを明かし、その表情からも充実ぶりがうかがえた。


ファジアーノ岡山 写真:Getty Images

J1の舞台で示した通用性と、見えてきた課題

小倉にとっては初めてのJ1だが、度胸の良さや球際の強さは十分通用することは証明された。今季初勝利となったリーグ戦第2節ファジアーノ岡山戦(1-0)では、完全に中盤を支配するなどMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)級の活躍を見せた。今シーズンここまでの手応えを訊くと「インターセプトはある程度通用する部分だと思っています」と語ったが、「奪った後のプレーの選択の精度に関しては、まだまだ(ボールを)持って探してしまったり(ボールを)運んだ時に潰されてしまうことがある。守備から攻撃に転じる時の判断の速さやプレースピードをもう少し上げていく必要がありますし、そこが課題だと思っています」と答えている。

確かに現時点で先発出場の機会が多いボランチの山田やユーリ・ララ、駒井は小倉が課題とする部分において優れているかもしれない。しかし、出場経験を重ねるなかで、その課題も徐々に克服出来ると筆者は考える。まだまだ発展途上の23歳ではあるが、近い将来、サックスブルーの心臓としてチームを支える存在になるだろう。今後の成長から目が離せない。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、FCバルセロナ

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