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中谷進之介、G大阪移籍で「重圧あった」ワケ語る「名古屋では当たり前」

中谷進之介 写真:Getty Images

 柏レイソル下部組織出身の元日本代表DF中谷進之介は、2023シーズン終了後に名古屋グランパスからガンバ大阪へ完全移籍。今季ここまで主力センターバックとして活躍する中、G大阪加入時に感じた重圧を明かしている。

 中谷は先日、柏下部組織出身で今年4月に現役を退いた島川俊郎氏と対談。今月3日に島川氏の公式YouTubeチャンネルで対談の様子が公開されているが、同選手は「ガンバ大阪ならではのプレッシャーがあるか」と訊かれると、「移籍する時に『失点を減らすます』と言ってきたので、今シーズン開幕前まで『本当にできるのかな?』というプレッシャーはあった」と答えている。

 G大阪の守備については、同クラブ公式YouTubeチャンネルで今年2月27日に公開された「CAZI散歩 第百九十三話」でも言及。G大阪OBの加地亮氏に対して、「(失点数の多さを)改善なんとかしたいなと思う。(今季の目標として)1試合平均1失点以下にはしたい。名古屋の場合、平均1失点以下は当たり前という感じでここ3,4年くらいやっていたので」と語っていた。

 G大阪は昨季のJ1で16位に終わり、チーム全体の失点数はJ1最多タイの「61」。一方、6位の名古屋は「36」と、1試合平均の失点数が「1」程度だった。しかし、中谷の獲得もあり、G大阪は今季J1第21節終了時点で17失点と、リーグ2番目の少なさに改善。名古屋は24失点と、平均失点数が「1」を上回っている。

 昨季まで名古屋の主力選手として活躍し、YBCルヴァンカップのタイトルを獲得した中谷。今季もここまでリーグ戦全試合でスタメン出場と稼働率が高いだけに、ファン・サポーターから絶大な支持を得ている。