パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)が、今季限りで同クラブを退団することを決断したようだ。複数の有力ジャーナリストが現地時間15日に一斉に伝えた。
以前からレアル・マドリード(スペイン1部)との関係性が盛んに取り沙汰されているムバッペ。なかでも、2022年夏にはPSGと契約満了を迎えることからフリーでの移籍が有力視されていたが、一転してフランス王者と破格の金額で2024年夏までの新契約にサインした。
昨夏には1年の延長オプション行使を拒否したことから日本ツアーのメンバーから外れるなど、トップチームの練習に参加できなかったムバッペは、昨夏にアル・ヒラル(サウジアラビア1部)移籍の可能性も浮上したが、その後はクラブと和解。今季もここまで公式戦30試合で31ゴール7アシストの数字を残している。
そんなムバッペだが、PSGとの現行契約は今季限りまで。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、同選手は今夏にフリーエージェントでPSGを離れることをナセル・アル=ケライフィに伝えたという。
まだクラブとの約束を果たしていないフランス代表FWはPSGとの退団条件はまだ完全には合意されていないが、今後数ヶ月で話し合っていくという。その一方で、マドリードは同選手の獲得に完璧な自信を持って契約に取り組んでいるようだ。
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