日本代表・海外組 海外日本人選手

古橋亨梧、三笘薫所属ブライトン移籍か「セルティックのような戦い方を…」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、今夏移籍が噂されている。プレミアリーグ(イングランド1部)クリスタル・パレスをはじめ複数クラブからの関心が報じられる中、ここに来てMF三笘薫擁するブライトン移籍の可能性が浮上している。

 英メディア『フットボール365』は今月末に「プレミアリーグのクラブは古橋の獲得に動きべきだ」と見出しをうち、同選手のプレースタイルや実績、去就を特集。「彼とセルティックの契約は2025年まで残っているが、もしプレミアリーグのクラブが彼の獲得に動いたら、セルティックは彼を引き留めることができないと理解している」としている。

 また古橋の移籍先候補については「クリスタル・パレスが獲得レースの先頭に立っているという噂もあるが、セルティックに提示した1500万ポンド(約26億円)という移籍金額はあまりにも低すぎる」とリポート。

 「より良い移籍はブライトンだろう。ブライトンは古橋がセルティックで楽しんでいるようなスムーズなパスゲームを展開している」と、同選手のプレースタイルにマッチする可能性を指摘している。

 ブライトンは三笘の活躍もあり、今季のプレミアリーグを6位で終了。クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ出場を決めた一方、すでに複数選手の退団が確実となっている。

 なお古橋は2021年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、海外挑戦1年目から絶対的ストライカーとして活躍。今月7日のハーツ戦では今季公式戦30ゴール目をあげるとともに、チームをリーグ連覇に導いている。

 また古橋には以前からクリスタル・パレスやセリエA(イタリア1部)ラツィオ、ブンデスリーガ(ドイツ1部)方面からの関心が報じられているほか、英紙『テレグラフ』が今年4月下旬に同選手の状況を知る関係者の話として「セルティックはすでに今季終了後に古橋を失う可能性があることを認めている。プレミアリーグ所属クラブによる古橋へのオファーを控えている」と伝えている。