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森保采配限界説も…ブラジル戦で“善戦報道”もW杯前に不満噴出!

森保一監督 写真:Getty Images

 サッカー日本代表は6日、キリンチャレンジカップ2022・ブラジル戦で0-1と敗北。日本のサッカーファンからは、5度FIFAワールドカップを制したブラジル代表相手に善戦したという声が上がる一方、森保一監督のもとではW杯グループリーグ突破が厳しいという意見も沸き起こっている。

 フットボール・トライブは試合終了直後に、ブラジル戦の試合内容に関するアンケート調査を実施。「大満足」、「満足」、「まあまあ満足」、「不満」の4択でファンに感想を求めた結果、以下の通りとなった。

 FIFAランキング1位のブラジル代表相手とはいえ、「まあまあ満足」、「不満」に集中する結果に。「大満足」、「満足」の割合は全体の5分の1にも届かなかった。テレビ媒体を中心に日本国内の複数メディアは「善戦した」と見解を示しているが、日本代表の出来に対するファンの目は厳しいようだ。

 森保一監督の采配や起用法に対する批判も多く見受けられる。この一戦で指揮官はMF三笘薫(24)を73分に投入。FW伊東純也(29)と同じく個人技での局面打開を期待したように見えたが、三笘薫はDFエデル・ミリトン(24)とのマッチアップで一度もドリブル突破をさせてもらえなかった。

 そんな三笘薫については、試合前日にブラジル代表コーチのセザール・サンパイオ氏が警戒すべき選手として名前を挙げていた。それだけにブラジル代表のチッチ監督は70分にDFダニエウ・アウベス(39)を下げて、ミリトンのポジションをセンターバックから右サイドバックへ変更。三笘薫が出場するタイミングを見計らって交代カードを切ったように思える。

 これにくわえて一部のファンからは、ブラジル代表がW杯本番を見据えて余力を残しているという指摘も。W杯本番に備えて奥の手を用意しているかもしれないが、今回のブラジル戦で改めてゲームプランに関する課題が浮き彫りになったと多くのファンが考えているかもしれない。