Jリーグ FC東京

FC東京アルベル監督、鳥栖戦後の行為が物議!「審判侮辱か」松木玖生巡る判定に不満と指摘も

アルベル・プッチ・オルトネダ監督 写真:Getty Images

 FC東京は8日、明治安田生命J1リーグ第12節・サガン鳥栖戦で0-1と敗れた。そのFC東京率いるアルベル・プッチ・オルトネダ監督の第4審判員に対する振る舞いがSNSで物議を呼んでいる。

 FC東京は前半を0-0で折り返すと、後半キックオフ直後に思わぬ形からピンチを迎える。DF中村帆高のバックパスがずれてゴール枠内の方向へ転がったところを、ポーランド人GKヤクブ・スウォビィクが手でかき出したことにより間接フリーキックを献上。サガン鳥栖はこまめにフェイクを入れてイエローカードを誘発したが、結局FC東京がシュートをブロックしてピンチを凌ぐ。

 しかし、FC東京は80分にフリーキックを与えると、これを堀米勇輝に直接決められて先制点を献上。その後も決定機を作ることができず、0-1で敗れている。

 試合終了直後、アルベル監督はサガン鳥栖の川井健太監督と握手を交わして健闘を称え合う。その直後、指揮官は腰のあたりで右手の親指と人差し指による円を作ると、第4の審判員に対して不満げな表情を見せながら二言三言呟いたのだ。

 この試合終了後のアルベル監督の様子はDAZNの中継映像に映っており、SNSでも拡散。両クラブのサポーターやJリーグファンからは「嫌な抗議の仕方だな」、「これはどうなの…」、「侮辱か」と同監督に対して否定的な声が上がっている。

 その一方で、MF松木玖生(19)に対する相手選手のプレーがファウルと判定されなかったことを受けて、不満をあらわにしているという見方もあり、「感情的になる良い監督」、「選手を守ろうとしている」と擁護するコメントも寄せられている。

 なお、FC東京はサガン鳥栖戦での黒星により、2連敗。勝ち点を「18」から積み重ねられず、順位も6位に下げている。