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神戸ボージャンが偉業達成に王手!ACL初戦前に母国メディア紹介「5大陸のうち…」

ボージャン・クルキッチ 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸は今月19日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区グループステージ初戦で傑志と対戦する。その中、スペイン・カタルーニャ州の地元ラジオ局『カタルーニャ・ラジオ』が17日、ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(31)の挑戦に関する特集記事を掲載している。

 ヴィッセル神戸はACLグループステージで上海海港(中国)、傑志(香港)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)と同組に。タイ・ブリーラムでの集中開催となっていたが、上海海港のACL参加辞退により4試合を戦うことになっている。

 一方、ボージャンは今季J1リーグで6試合に出場。ACLグループステージでは1試合における外国人選手の起用可能枠が3人までとなっているが、スペイン人MFセルジ・サンペール(27)が長期離脱。前線の主力である日本代表FW武藤嘉紀(29)も戦列を離れているため、ボージャンに出場機会が巡ってくることは十分に考えられる。

 『カタルーニャ・ラジオ』は「ボージャンの新たな目標は、3つの大陸でチャンピオンズリーグに出場することだ」とボージャンのACL挑戦を紹介。記事内では「ボージャン・クルキッチは16歳の時にバルセロナでデビュー。15年後の31歳になっても、その長いキャリアにマイルストーンを刻み続けている」

 「バルセロナでUEFAチャンピオンズリーグに何度も出場して2度優勝した後、モントリオール・インパクトでCONCACAFチャンピオンズリーグに出場した。彼は火曜日から始まるAFCチャンピオンズリーグでイニエスタとともにプレーし、3大陸のトップリーグを経験することになるだろう」と綴られている。

 そしてボージャンの達成可能な記録として「カタルーニャ州出身選手として、初めて5大陸のうち3大陸(のコンペティション)でゴールを決めることになるかもしれない」と説明。同選手の偉業達成に期待を寄せている。

 ヴィッセル神戸はJ1リーグで10試合未勝利と苦戦を強いられている。ミゲル・アンヘル・ロティーナ氏を招へいしてACLグループステージに臨むが、ボージャンとしては自らのゴールでチームに良い流れをもたらしたいところだ。