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FC東京レアンドロ巡る騒動に終止符!残留決定で中国移籍実現せず

FC東京のゴール裏 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのFC東京は11日、ブラジル人MFレアンドロ(28)との契約更新を発表した。

 レアンドロは2021シーズン、長谷川健太元監督のもとで6月中旬まで出場機会に恵まれなかったが、6月19日開催のJ1リーグ第18節・横浜FC戦以降はリーグ戦13試合で先発出場。ただ、昨年11月27日の第37節・サンフレッチェ広島戦や12月4日の最終節・アビスパ福岡戦でベンチ外だったこともあり、今冬退団の可能性がささやかれていた。

 その中、FC東京は今月7日に新戦力や契約更新を行った選手の背番号を発表。2021シーズン途中に復帰した日本代表DF長友佑都(35)が「50」から「5」に変更となっているほか、新加入のスウォビィクが「24」となっている。一方、2021シーズンに「27」番をつけていたFW田川亨介(22)や「20」番のレアンドロなど複数選手の背番号が発表されていなかった。

 これを受けて、レアンドロ本人は9日午前にSNSを更新。「オレは何も知らない。誰か知っている人がいれば教えてほしいね!!」とコメントを残すと、およそ25分後に「FC東京のファンのみなさん、中国クラブからオファーがあったんだけど、クラブとの交渉がどうなっているのか分からない。FC東京からの連絡を待っているところだ」と投稿。現時点で自身の去就が不透明であることを明かしていたが、結局中国クラブに移籍することはなかった。

 なお、レアンドロはFC東京残留が決まったことについて「東京のファン・サポーターのみなさん、今年も東京でプレーすることができ本当にうれしいです。 みなさんに勝利の喜びを伝えられるように頑張っていきます。みんなで力を合せて目標を達成しましょう」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。