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古橋亨梧、ELでスタメン復帰か!前線3トップの陣容で不安材料も…

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、先月29日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第12節・リビングストン戦でベンチスタートとなっていた。しかし、今月4日に控えるUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節・フェレンツバーロシュ戦で再び先発起用される可能性が高いようだ。2日、セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』が伝えている。

 古橋亨梧は今季ここまで公式戦14試合に先発出場して、すでに10ゴールをマーク。前線の主力としてアンジェ・ポステコグルー監督から信頼を寄せられている。しかし、今季新加入のギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(26)が先月下旬のリーグ戦で移籍後初ゴールをあげると、リビングストン戦では3トップの中央で先発出場。古橋亨梧は後半途中からピッチに立っていた。

 『67 Hail Hail』は古橋亨梧がリビングストン戦でベンチスタートとなった理由を「ポステコグルーはおそらくフェレンツバーロシュ戦での起用を見据えてキョウゴをベンチに置いた」と説明。ギアクマキスについて「リビングストン戦でPKを外して自信を失っている」という見立てをした上で、フェレンツバーロシュ戦では古橋亨梧が3トップの中央でスタメンに名を連ねると予想している。

 また、前線3トップの顔ぶれについては「2週間前までは、(リエル・)アバダ、キョウゴ、ジョタが最も効果的な組み合わせだったし、おそらく今でもそうだろう」と主張。ただ、イスラエル代表FWリエル・アバダ(20)がやや調子を落としていることを懸念材料にあげているほか、怪我明けのスコットランド代表MFジェームズ・フォレスト(30)が今後3トップの一角を担う可能性に言及している。

 セルティックはリビングストン戦でボール支配率86%と圧倒したものの、枠内シュート2本(うち1本はPK失敗)に抑えられて0-0の引き分けに終わっている。それだけにフェレンツバーロシュ戦ではより一層結果が求められる。