Jリーグ ベガルタ仙台

仙台、清水DF福森直也を獲得!ロティーナ監督のもとで出場機会確保できず

ベガルタ仙台のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は5日、清水エスパルスからDF福森直也を完全移籍により獲得したことを公式発表している。

 現在28歳の福森直也は、関西学院大学から2015年に大分トリニータへ入団。J3リーグへ降格した2016シーズン以降は主力としてクラブの立て直しに大きく貢献していた。しかし、J1リーグへの復帰を果たした2019シーズンに出場機会が減少すると、シーズン途中に清水エスパルスへ完全移籍。ただ、昨年8月に右足関節滑膜炎により手術を受けた影響もあり、昨季はリーグ戦で出番がなく、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が就任した今季もここまでリーグ戦9試合の出場にとどまっていた。

 同選手はベガルタ仙台への加入について「ベガルタ仙台のファン、サポーターのみなさま、はじめまして福森直也です。フックと呼んでください。チームの目標達成のため、みなさまの期待に応えられるように精一杯がんばります。応援よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 また、清水エスパルスのサポーターや関係者に対しては「このたび、ベガルタ仙台に完全移籍することが決まりました。2年間という短い期間でしたが、エスパルスのユニフォームを着てプレーをすることが本当に幸せでした。皆さんの前でプレーをすることは少なかったですし、試合に出られず、チームの力になれない時間が長かったことが本当に申し訳なく悔しかったです」

 「ファン、サポーターの方たちとは、コロナの影響でほとんど関わることができなかったのもすごく残念です。違うチームに行っても心の片隅で応援していただければ嬉しいです。2年間応援ありがとうございました。また会いましょう」とメッセージを送っている。