東京五輪が開催される中、選手村での「段ボールベッド」が話題を呼んでいる。先日にはイスラエル野球代表の選手たちがベッドの上で飛び跳ねて壊す動画をSNS上に投稿したことが物議を醸し、選手たちが謝罪。現在は静岡県熱海市で起きた土石流災害への復興支援を目的としたクラウドファンディングを展開している。その中、なでしこジャパン(日本女子代表)を準々決勝で下したスウェーデン代表のGKヘドビグ・リンダールは、段ボールベッドに対して好感を抱いているようだ。
選手村に提供されている「段ボールベッド」は総合寝具メーカー『エアウィーヴ』が開発したものであり、200kgの荷重に対応できることがすでに実証されているという。ただ、イスラエル野球代表の選手たちが何人乗って飛び跳ねればベッドを破壊できるか試したことが議論の対象となっていた。
また、男子サッカー競技の準々決勝でU24日本代表と対戦したスペインU24代表FWラファ・ミルは、母国紙『アス』のインタビューで「話題になっているのは知っているけど、使い方次第だね。今のところは寝る時にしか使っていないので大丈夫だよ。これも経験の一部だ」と話題の段ボールベッドについて語っていた。
その中、リンダールは3日の自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリー機能において段ボールベッドの画像を掲載するとともに「Home sweet Home(我が家が一番だね)」というコメントを残している。
なお、リンダールは正守護神としてここまで4試合に先発出場。準々決勝・日本戦でもゴールマウスを守り、ベスト4入りに大きく貢献している。これまでも選手村でのスタッフや仙台遠征時に乗車した新幹線の画像を投稿するなど、東京五輪期間中の生活についてSNSで発信してきた同選手は、金メダルをかけた決勝・カナダ戦でも好パフォーマンスを発揮することに集中していることだろう。
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