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神戸、武藤嘉紀の獲得が決定的に!ニューカッスルとクラブ間合意と現地報道

武藤嘉紀 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は、プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに所属する日本代表FW武藤嘉紀を獲得することがほぼ確実となったようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在28歳の武藤嘉紀は、2020/21シーズン終了後にラ・リーガのエイバルでのレンタル期間を終えてニューカッスルに復帰。先月上旬からプレシーズントレーニングに参加すると、プレシーズンマッチにも出場していた。同選手はニューカッスルとの契約を来年6月まで残す中、先週にギリシャ1部のアリス・テッサロニキへ移籍する可能性が浮上。しかし、アリス・テッサロニキの財政面を踏まえると、完全移籍での獲得が難しいという見方が広まると、ニューカッスルのスティーブ・ブルース監督も同選手のギリシャ移籍報道に懐疑的な見解を示していた。

 その後、ヴィッセル神戸がスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のセルティックに移籍した日本代表FW古橋亨梧の後釜として武藤嘉紀の獲得に向かっていると日本国内で伝えられると、イギリスメディア『Chronicle Live』も同選手が構想外になったと報じていた。そして、ヴィッセル神戸は2日に武藤嘉紀を完全移籍で獲得することでニューカッスルと合意に達したとのことだ。

 エイバルやニューカッスルで思うような結果を残せなかった武藤嘉紀は、Jリーグの舞台で再出発することになりそうだ。