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オランダ代表、デ・ブール監督が辞任。ユーロ16強敗退で特殊条項が…

フランク・デ・ブール 写真提供: Gettyimages

 オランダサッカー協会(KNVB)は29日、EURO2020ベスト16で敗退したオランダ代表のフランク・デ・ブール監督が辞任したと公式発表している。

 オランダ代表はロナルド・クーマンのバルセロナ指揮官就任に伴い、昨年9月に後任としてデ・ブール氏を招へい。EURO2020ではグループステージでウクライナ、オーストリア、北マケドニアを相手に勝利し決勝トーナメントへ進出。しかし、27日に行われた決勝トーナメント1回戦・チェコ戦で0-2と敗れ、大会を後にしていた。

 アメリカメディア『ジ・アスレチック』の報道によると、KNVBはデ・ブール監督と2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会終了後までの契約を結んでいたが、続投の条件である「EURO2020でのベスト8入り」を満たさなかったため、今回の監督辞任に至っているようだ。

 なお、デ・ブール氏は2008年から2010年までオランダ代表のアシスタントコーチを務めた後、アヤックスやインテル、クリスタル・パレス、メジャーリーグサッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドを率いていた。