プレミアリーグ チェルシー

チェルシーのイタリア代表DF、今夏移籍も視野に。CL16強アトレティコ戦でゴールも…

エメルソン・パルミエリ 写真提供: Gettyimages

 チェルシーのイタリア代表DFエメルソン・パルミエリはかねてからセリエA復帰の可能性がささやかれているが、チェルシー退団の可能性を除外していないようだ。29日、イタリアメディア『Rai』が報じている。

 エメルソン・パルミエリは2018年1月にローマからチェルシーに加入すると、2018/19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグの優勝に貢献。しかし、昨季は公式戦18試合での先発出場にとどまると、今季はプレミアリーグでのプレー時間がわずか88分となっており、フランク・ランパード監督の構想から外れていた。チェルシーは今年1月下旬にランパード監督の解任、トーマス・トゥヘル氏の招へいを公式発表しているが、同選手は監督交代後も出場機会に恵まれていなかったが、今月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のアトレティコ・マドリード戦2ndレグで試合終了間際からピッチに立つと直後にゴールを決めて準々決勝進出に大きく貢献していた。

 現在26歳の同選手は現在イタリア代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選に臨んでいるが、エメルソン本人はメディアインタビューにおいて自身の去就について質問を受けると「将来について話すのはまだ早いね。今は代表チームのことに集中している。6月になってどうなるのか見てみよう。チェルシーはチャンピオンズリーグやFAカップで勝ち進んでいるし、今季はタイトルを獲得できるだろうね」と語っており、今夏移籍の可能性を否定しなかった。

 なお、エメルソン・パルミエリとチェルシーの契約期間は2022年6月までとなっているほか、インテルやユベントス、ナポリが獲得にむけて関心を示している。