ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、ブラジル代表MFコウチーニョの一時帰国を発表。昨年末から長期離脱

フィリペ・コウチーニョ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは現在長期離脱中であるが、治療のためブラジルへ一時帰国するようだ。29日、クラブ公式サイトが伝えている。

 コウチーニョは、昨季バイエルン・ミュンヘンでブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカールの3冠を成し遂げると昨夏バルセロナに復帰。今季はロナルド・クーマン監督のもとで公式戦14試合に出場し3ゴール2アシストをマークしていた。

 しかし、2020年12月29日に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で試合終了間際に左ひざを負傷。年明けに左ひざの外側半月板の手術を受けており、復帰まで3カ月を要するという見方が広まっていた。ところが、『ムンド・デポルティーボ』は同選手のコンディションが思うように回復していないと伝えており、復帰時期が4月中旬以降にずれ込むという見解を示していた。

 コウチーニョ本人は負傷箇所の検査を行うためにカタールに滞在していたことから再手術の可能性がささやかれたが、バルセロナはこれを否定している。その中、同選手は30日にも治療のためブラジルにむけて出発するようだ。

 なお、バルセロナはスペイン代表FWアンス・ファティも昨年11月に左ひざを負傷したことにより長期離脱を余儀なくされているが、回復が思わしくないことから先日には3度目の手術に踏み切る可能性が伝えられている。