セリエA カリアリ

カリアリがセンプリーチを招へい!SPALでは49年ぶりのセリエA昇格果たす

レオナルド・センプリーチ 写真提供:Gettyimages

 カリアリは22日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の後任としてレオナルド・センプリーチ氏の招へいを公式発表している。

 カリアリは昨夏にローマやサッスオーロなどを率いた経験を持つディ・フランチェスコの指揮官就任を発表。新監督のもとでシーズンに臨んだものの、昨年11月25日に行われたコッパ・イタリア4回戦のエラス・ベローナ以降は勝利がなく、昨年末から公式戦7連敗を喫していた。クラブ首脳陣は今年1月下旬にディ・フランチェスコ監督と契約を結び直したが状況が好転することはなく、19日開催されたセリエA第23節で残留争いのライバルであるトリノに敗れたことを受けて監督交代を決断している。

 ディ・フランチェスコにかわってカリアリを指揮するセンプリーチ氏は2014年12月からSPALを率いると、クラブを49年ぶりにセリエA昇格に導く手腕を発揮していたが、昨年2月に成績不振により解任されると以降はフリーの身となっていた。

 なお、カリアリは現在勝ち点15の獲得にとどまり、セリエB降格圏の18位に沈んでいる。約1年ぶりの現場復帰となったセンプリーチ氏だが、困難な状況にあるカリアリを一刻も早く立て直すことが求められる。