代表チーム クロアチア代表

モドリッチ、自身のキャリアを振り返る「僕が自分を疑ったことは一度もない」

 
 クロアチア代表MFルカ・モドリッチがロシアワールドカップの決勝戦を前に記者会見に臨んだ。イギリスの大手スポーツ局『beIN Sports』が伝えている。

 クロアチアのキャプテンモドリッチは今大会のMVP候補にも押される活躍を見せ、母国を史上初の決勝進出に導いた。結果次第ではバロンドールもという声についてモドリッチはチームの勝利だけに集中している。

「何度も言っているが、今はチームの成功に集中している。そういったことを言われるのは名誉なことだし、とても嬉しい。でも僕がほしいのはチームの勝利。クロアチア代表での成功だけだ。個人賞は優先事項ではないよ」

 さらに、モドリッチは少年時代に難民を経験し、体が小さすぎるというう理由でクラブチームのテストに落ちるなど、苦難や厳しい道のりを歩んできた。そんな彼が、自身のキャリアとともにこう振り返った。

「僕は苦難の大部分を見てきた。しかし、重要なのは諦めないこと。誰しもが浮き沈みあるものだけど、夢を実現するために常に自分を信じてきた。僕が自分を疑ったことは一度もない。小さすぎる。細すぎる。そう否定されると、むしろモチベーションになる。このモチベーションのおかげで、今僕はここにいる」