レアル・マドリード バイエルン・ミュンヘン

DR.TRIBE【試合診断書】CL準決勝2ndレグ レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン

大会:チャンピオンズリーグ
カード:レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン
スコア:2-2
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審

マドリードMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):カリム・ベンゼマ

2ゴールを決めた決勝進出の立役者。1ゴール目は見事にDFの視界から消え、2ゴール目は抜け目ないプレスからゴールを奪った。動き出しの質が高く、少ない攻撃機会で確実に仕留めた。

マドリードTHW(ザ・ハード・ワーカー):守備陣

守備組織を崩された展開の中で、個々が高い個人能力を発揮。脅威の守備範囲でチームの危機を救っている。ナバス、ヴァラン、ラモスは圧倒的なパフォーマンスを披露した。

マドリードMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし

バイエルンMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ヨシュア・キミッヒ

多くのクロスを供給し、チャンスを作り出した。CL準決勝で2試合連続ゴールを決めるなど、勢いも衰えず。空中戦でも強さを見せたが、マルセロにクロスを上げさせたくはなかった。

バイエルンTHW(ザ・ハード・ワーカー):ハメス・ロドリゲス

合計で5本のシュートを放つなど、積極性を見せ。体を投げ出してシュートにいくなど、勝利への執念を感じさせた。ゴールを決めた際に喜ぶことはなく、アセンシオが足をつった際には試合を止めるなど、レンタル元のクラブに敬意を見せた。

バイエルンMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):スベン・ウルライヒ

痛恨のミスでマドリードに追加点を献上。終始安定したパフォーマンスを見せていただけにもったいなさすぎる。このプレーさえなければと思うサポーターは多くいるだろう。

マドリード監督:ジネディーヌ・ジダン

マドリードに論理は通用しない。バイタルエリアへ次々にボールを入れられ、サイドからはフリーでクロスを上げられる。DFラインとMFラインは間延びして、前線からのプレスが中途半端になる場面も散見。それでも決勝進出を決めてしまうのがレアル・マドリードたる所以だろう。守備陣は圧倒的なカバー範囲で劣勢を耐え凌ぎ、攻撃陣が数少ないチャンスを仕留めきった。試合中に戦術的な変化を加えたことよりも、選手の個人能力を引き出した点を評価すべきだろう。

バイエルン監督:ユップ・ハインケス

サイド攻撃は非常に効果的で、中盤を流動的に動かし、レバンドフスキ経由でサイドに起点を作る攻撃はマドリードを苦しめただろう。モドリッチ、バスケスのサイドはアラバとリベリーのコンビネーションで効果的に攻めることができていた。しかし、その弊害として右サイドでの守備時の枚数が足りていない場面も。左右のスライドにはもろさを見せた。後半以降は2列目、3列目の選手を意図的かつ効果的に使えていただろう。

主審:ジュネイト・チャクル

前半終了間際のマルセロのハンドや、81分のラモスの明らかなシミュレーションなど、正確とは言えないジャッジが散見した。