Jリーグ 徳島ヴォルティス

藤枝MYFC槙野智章監督の審判批判は「無いと思う」元Jリーガー斬る!「関わらなきゃいいだけ」

槙野智章監督 写真:アフロスポーツ

 藤枝MYFCの槙野智章監督は24日、明治安田J2リーグ第13節で徳島ヴォルティスに敗れた後、後半のハンド疑惑を巡る判定に対して「マジでレベル低い」「こういうレフェリングしたらダメ」などと批判。ネット上でも審判団への非難や誹謗中傷が相次ぐ一方、一部の元Jリーガーからは槙野監督の言動を批判する声が挙がっている。

 東京ヴェルディ、名古屋グランパス、FC岐阜OBの高木義成氏は、26日夜にXを更新。「僕は試合後にメディアを使ってレフェリーを批判するのは無いと思う」と、インターネット動画配信サービス『DAZN』を通じて審判団のジャッジに異を唱えた槙野監督の行動を批判。J2でのVAR(ビデオアシスタントレフェリー)導入を求める声が相次ぐ中で、「そのカテゴリーに見合う設備がないならそのカテゴリーで監督やらなきゃいいと思います。(嫌々やってるわけでもないでしょうし)勝てない理由を自分達に向けられないならサッカーなんて関わらなきゃいいだけなんです」と私見を述べている。

 また、同氏は審判員への待遇改善論が駆け巡る中で、「選手にレフェリーの待遇改善とか求めるとかナンセンス」とポスト。「監督がレフェリーに対して色々言うのは?レフェリーは発言する場はあるのかな?ミスした時に1番顕著に叩かれやすいのはレフェリー。でも叩かれるに値するだけ待遇など良くしてるのか?匿名で、便所の落書きのように、選手、監督、レフェリーに文句言ってる奴の言うことなんて、気にする必要はない」と綴っている。

 一方、栃木シティ所属FW田中パウロ淳一は「槙野さんが発言していることに意味がある」などと、槙野監督の行動を前向きに捉えているが、この投稿に対して様々な意見が寄せられると、26日に再びXを更新。「言葉足らずだったかもしれませんが、僕が一番伝えたかったのは、審判への負担が大きすぎるということです」とした上で、以下のようにポストしている。

 「槙野さんが話していたのも、特定の審判個人を責めたり、攻撃したりすることではなく、Jリーグにおける判定を支える制度についてだと僕は受け取っています。J2・J3にもVARの活用やチャレンジ制度の導入など、判定の精度を高める仕組みがもっと必要だと思います」

 「それが無理でも、例えば試合後の検証だけでなく、試合を大きく左右する判定については、その場で時間をかけてでも、審判団が十分に確認・協議できる環境をさらに整えるべきだと思います」

 「たった一つの判定が、選手のサッカー人生やクラブの命運を左右することもあります。そして何より、審判自身を守るためにも、こうした取り組みは必要だと思います」

 「SNSで誰もが意見を発信できる今だからこそ、審判個人に過度な批判が向けられないよう、判定を支える仕組みを変えていく必要があると思います。誰か一人を責めたいわけではありません。Jリーグ、クラブ、選手、そして審判。みんなを守るために、今の制度や審判を取り巻く環境を見直していく必要があると思っています」