インテルのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは来季終了後に退団するかもしれない。24日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在33歳のビダルはユベントスやバイエルン・ミュンヘン、バルセロナに在籍した後、昨夏にインテルへ加入。かつてユベントスでともに仕事をしたアントニオ・コンテ監督のもとで今季はここまで公式戦30試合に出場し2ゴール2アシストをあげていたが、今月12日に左ひざ半月板の手術を受けている。
ビダルとインテルの契約期間は2022年6月までとなっているが同選手の去就を巡っては、今冬以降コンテ監督がデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンのパフォーマンスを高く評価している中、先発での出場機会が減少していたことから不満を抱いていると伝えられていた。
ただ、『コリエレ・デッロ・スポルト』は来季年俸が現在の500万ユーロ(約6億4000万円)から650万ユーロ(約8億4000万円)にアップすることを踏まえて、ビダルが現行契約が満了を迎えるまでインテルにとどまると主張している。
なお、同選手には先日元アルゼンチン代表指揮官のホルヘ・サンパオリを招へいしたオリンピック・マルセイユからの関心が伝えられていたが、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ガラタサライやカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフラメンゴも獲得に興味を示しているようだ。
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