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J2降格96%からの大逆転劇!横浜FMのJ1残留、大島秀夫監督の手腕が話題

横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスは11月9日に行われた明治安田J1リーグで、京都サンガに3-0で勝利。J1残留に導いた大島秀夫監督の手腕が高く評価され、同監督の来季続投論も挙がるなか、5月下旬でのJ2降格確率が話題に。“奇跡のJ1残留”として、サポーターの間で語り継がれそうだ。

 名城大学理工学部情報工学科の准教授である小中英嗣氏は、ゴール期待値とシュート本数を指定すると予測勝率を算出するプログラムをもとに、公式XアカウントでJ1所属クラブの順位確率を定期的に発信している。

 これによると、横浜FMは2025年5月24日時点でJ2降格の確率が96%だったとのこと。20位で終わる確率が79%だったほか、19位が13%、18位が4%、17位が2%、16位が1%、15位が1%と、J2降格はほぼ確実とみられていた。

 スティーブ・ホランド、パトリック・キスノーボ監督のもと成績不振に陥り、一時はJ1最下位に低迷していた横浜FM。FWアンデルソン・ロペス、FWエウベル、FWヤン・マテウスとこれまで攻撃陣を支えていたブラジル人トリオがシーズン途中に退団したが、それでも大島監督のもと、チームはシーズン後半戦で8勝2分7敗と巻き返しに成功。直近3試合では浦和レッズ、サンフレッチェ広島、京都相手にいずれもクリーンシートで勝利した。

 J2降格が現実味を帯びた状況から、横浜FMは大島監督のもとで見事に息を吹き返した。選手たちが再び自信と結束を取り戻した結果、データを覆す“奇跡”を成し遂げたのである。この成果は単なる数字上の残留ではなく、チーム文化の再生と、勝負の厳しさを知る組織としての成熟を意味する。

 多くの試練を経て得たこの経験は、来季以降の横浜FMにとって大きな財産となるはずだ。クラブ、選手、そしてサポーターが一体となって掴んだこの奇跡は、今後も長く語り継がれていくだろう。