Jリーグ 移籍

ACL2出場の日本人選手がJリーグ移籍?練習参加の他に藤枝MYFC戦出場

Jリーグ 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島が参戦しているAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)は、準々決勝第1戦まで終了。広島対ライオン・シティ・セーラーズFC(シンガポール1部)の没収試合が話題を呼ぶなか、ACL2でのプレー歴を持つDF小林雅弥にJリーグ移籍の可能性があるという。

 同選手は3月10日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「無職がJリーグキャンプに参加したvlog」と題して、とあるJリーグクラブの宮崎キャンプに1月29日から参加したことを報告。キャンプ1日目のトレーニング終了後に「J3ってだけあって、自分が1カ月少々チームで動けていなかったので、レベル高いなと思っている」と語った。

 また2月はじめに行われたトレーニングマッチでは45分間プレー。「最初の3日間はコンディションが全然整わないと感じていた。藤枝MYFCと試合して、その後はだんだん身体が動くようになってきた」と、藤枝戦でのプレー等についてコメントしたほか、「あと3日から1週間くらいあれば、もっとアピールできるなという感覚はあるけど」とトレーニング参加期間の短さにも触れている。

 現在25歳の小林は、身長184cmで右利きのセンターバック。中京大学、FC.AWJを経て、2022年1月に海外挑戦。2年半にわたりドイツ国内3クラブでプレーした後、2024年8月にセブFCへ加入している。

 セブFC在籍時は、フィリピン1部リーグ戦4試合でピッチに立った小林だが、2024年12月に同クラブを退団。2024/25シーズンのACL2グループステージでは、6試合中4試合でスタメン出場し、ムアントン・ユナイテッド(タイ1部)や全北現代(韓国1部)といった格上との対戦も、チームは1分5敗でグループステージ敗退という結果に終わっている。

 YouTubeチャンネルに投稿した動画の最後で「もしここで入れなかったら、本気でやるサッカーは諦めることになると思う」と語った小林。トレーニング参加から1カ月以上が経ったが、果たしてJリーグクラブから正式オファーが届くことはあるのだろうか。