浦和レッズは1月3日、柏レイソルからブラジル人MFマテウス・サヴィオを完全移籍により獲得したと公式発表。同選手が柏レイソルのファン・サポーター等に対して感謝のメッセージを送ったが、その裏で浦和所属FWチアゴ・サンタナの去就にも注目が集まっている。
サヴィオは公式発表後にインスタグラムを更新。柏のユニフォーム姿をアップすると、「柏の関係者の皆さまへ、共に過ごした5年半、本当にありがとうございました。私のキャリアは別のクラブで続きますが、柏レイソルからいただいた愛情と応援は永遠に私の心に残ります!よろしくお願いします」とコメントしている。
この投稿には、柏サポーターから感謝のメッセージが寄せられているほか、チームメイトだった日本代表DF関根大輝は、「君と一緒にプレーできて本当に楽しかった!!君を止めることができる選手になるよ!」と早くもブラジル人アタッカーとのマッチアップを望んでいる。
そんななか、サンタナは「Dad, come play soccer with me and me…(パパ、僕と一緒にサッカーしようよ…)」と、サヴィオのメッセージに反応。嬉し泣きの顔文字も添えているだけに、ネット上では「サンタナ、浦和に残るかも」「サンタナはサヴィオと一緒にプレーしたがっているね」「サンタナ残留かな」など、浦和残留論が湧き起こっている。
現在31歳のサンタナは、清水エスパルス在籍時の2022シーズンに14ゴールでJ1得点王のタイトルを獲得。2023シーズン終了後に清水から浦和へ完全移籍すると、4月3日のFC東京戦でハーフウェイライン付近からのロングシュートを放ちゴールを奪うなど、浦和でも鮮烈なパフォーマンスを披露していた。ただそれでも、6月下旬以降は控え要員に降格。12ゴールを奪ったとはいえ、マチェイ・スコルジャ監督就任後も序列アップとはならなかった。
ただネット上では、サヴィオの浦和移籍を受けて「サンタナはサヴィオと相性良さそう」「サンタナ、今年はサヴィオとのホットラインからゴール量産しそう」など、ブラジル人ストライカーに対する期待の声が。今後の補強次第ではあるが、FWブライアン・リンセンが退団しただけに、スタメンでの出場機会が増えるかもしれない。
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