ガンバ大阪所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィの去就を巡っては、11月の時点で退団報道が飛び交っていたものの、残留の可能性もあるという。
イスラエルメディア『Sport5』は11月14日に「イスラエル1部マッカビ・ハイファFCがネタ・ラヴィの再獲得を望んでいる」と報道。「彼はイスラエルに戻ることを急いでいない。日本で契約満了となり、欧州挑戦を果たすかもしれない」と選手サイドの意向を伝えたほか、ハイファ復帰の場合に減俸が必至であるとの見解を示していた。
しかし、イスラエルメディア『colbo news』は12月10日に「ネタ・ラヴィは数日以内に帰国予定。今の状況を踏まえると、2025年もG大阪でプレーする」と、対照的に残留の可能性を報道。「1年の延長オプションが付いた3年契約、年俸はおよそ100万ユーロ(約1億6000万円)」とG大阪と同選手の契約内容を紹介した上で、「イスラエルへ戻る場合は税負担が大幅に軽減されるが、現時点では海外でプレーを続けるつもりだ」と伝えている。
ただ一方で、ハイファの動向については「2025年1月の移籍市場に向けて、ネタ・ラヴィを有力な獲得候補のひとりとして考えている。今後、指揮官は彼に復帰するよう説得する」とリポート。「移籍金額と年俸額に関する問題はない」と、条件面に関しても『Sport5』の報道内容とはやや異なっている。
現在28歳のネタ・ラヴィは、2023年1月にハイファからG大阪へ完全移籍。来日1年目の2023シーズンは、リーグ戦24試合でスタメン出場するなど、主力選手として活躍していたが、2024シーズンはコンディション不良もあり、リーグ戦でのスタメン出場はわずか8試合。9月29日のトレーニングで左膝軟骨損傷という怪我を負って以降は、途中出場1試合にとどまった。
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