Jリーグ 浦和レッズ

新潟・浦和に在籍。開始3秒・世界最速退場記録のラファエル・シルバがフリーに

ラファエル・シルバ 写真:Getty Images

 かつてアルビレックス新潟や浦和レッズに在籍していたブラジル人FWラファエル・シルバは、今季限りでクルゼイロを退団することが決定的に。同選手は10月26日開催のブラジル1部リーグ戦で、試合開始から3秒後のファウルで退場処分を受けたことで話題になっていた。

 現在32歳のシルバは、2023年末に韓国1部・全北現代を退団し、クルゼイロへ加入。今季はブラジル1部リーグ開幕戦から9試合続けてスタメン出場も、ハムストリング負傷等により長期離脱。復帰初戦で試合開始3秒後、ボールとは関係ないところで相手選手に肘打ちし、レッドカードを提示された。

 この一発退場を巡っては、プロ意識を欠いたとしてクラブ幹部から批判を受けたほか、罰金処分を科せられると、その後は再びコンディション不良により公式戦全試合で出番が無かった。

 12月8日に今季最終戦を控える中、クルゼイロの移籍市場に精通しているジャーナリストのサムエル氏は7日に同クラブ所属選手の去就を特集。これによると、シルバは2025シーズンの構想から外れており、契約満了による退団が確実だという。

 なお開始3秒での退場は、プロサッカーリーグにおける世界最速退場記録に。Jリーグ公式戦での最速退場は、かつて東京ヴェルディに所属していた菅原智氏。同氏は2009年4月のJ2第8節サガン鳥栖戦で、キックオフ9秒後に相手選手を手で倒したことにより、レッドカードを提示されている。