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遠藤航は「自信見せたが後悔」リバプール退団報道で過去の発言話題に

遠藤航 写真:Getty Images

 日本代表MF遠藤航には、2024/25シーズン途中でリバプールを退団する可能性が浮上。フェイエノールト時代にFW上田綺世のスタメン起用に消極的だったアルネ・スロット監督のもと、プレー時間が限られているだけに、海外では森保ジャパンでの序列低下も予想されている。

 日本代表のキャプテンである遠藤は、今季ここまで公式戦3試合の出場にとどまっており、プレー時間はわずか84分。10月2日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェイズ第2節のボローニャ戦でもピッチに立つことはなく、イギリス国内では構想外との見方が強まっている。

 遠藤がアジアサッカー界を代表するセントラルミッドフィルダーであるだけに、韓国でも日本代表キャプテンの現状に対する関心度が高まっているようだ。同国メディア『OSEN』は4日、英メディア『フットボールインサイダー』の報道内容をもとに、「リバプールは2025年1月の移籍ウィンドウで遠藤を放出し、守備的MFを獲得する予定だ」とリポート。

 ユルゲン・クロップからスロットへの監督交代により、出場機会を減らしている現状に触れた上で、「リバプールでの出場機会減少は、日本代表にも影響を及ぼす可能性がある。日本はW杯アジア最終予選で連勝スタートだが、中心選手である遠藤が所属クラブであまりプレーできない場合、代表チームでも出場機会を減らす可能性がある」と指摘している。

 また同メディアは、2024年夏に遠藤のオリンピック・マルセイユ移籍が破談に終わったという一部報道内容にも紹介。「移籍金で折り合いがつかず、遠藤もリバプール残留を望んでいた。当時、彼は『ポジション争いで勝てばいい』と自信を見せていたが、時間が経って後悔している」と伝えた。

 森保一監督から絶大な信頼を寄せられている遠藤。MF守田英正(スポルティングCP)とともに日本代表の中盤を支えているが、W杯でのプレーを見据えて移籍という決断を下す可能性も考えられる。