モンテディオ山形は今月13日開催の明治安田J2リーグ第10節で、ベガルタ仙台と対戦。今季初のみちのくダービーで0-2と敗れ、ゴール裏からブーイングが湧き起こる中、一部サポーターの行為が物議を醸しているほか、渡邉晋監督の振る舞いにも注目が集まっている。
山形はMF國分伸太郎、DF山田拓巳、昨季まで仙台に在籍していたMF氣田亮真らがスタメン出場。前半10分にMF相良竜之介のゴールで先制を許すと、同38分にはDF菅田真啓に追加点を奪われる。2点ビハインドの中、渡邉監督は後半にDF川井歩、FW後藤優介らを投入。巻き返しを図ったが最後までゴールを奪えず、連勝とはならなかった。
試合後、X(旧ツイッター)では山形の選手たちがゴール裏のサポーターに挨拶する時の様子が90秒程度の動画により拡散。サポーターが選手や渡邉監督に対してブーイングを浴びせたほか、「何しに来たんだよ!」といった罵声も飛んでいる。
さらに選手たちが頭を下げて挨拶した直後、黒い服を身にまとったサポーターがピッチに向かって水をかけると、この行為に監督や一部の選手が反応。ゴール裏に向かって詰め寄ろうとしたものの、スタッフに制止される一幕があった。
この水をかける行為は、ファン・サポーターの間で批判の対象に。「水かけたのはダメ」「これは悲しい」「ダービーで負けて悔しいのは分かるけど、一線を超えるのは…」「渡邉監督がかわいそう…」といった声が挙がっているほか、「この人、無期限入場禁止にしてくれ」「リスペクトがないサポーターはスタジアムに来ないで」とクラブに早期の人物特定と処分を求めるファン・サポーターもいる。
また、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像では、山形のゴール裏からは服がピッチに投げ込まれるシーンが捉えられているが、Xでは「服を投げた人と、水をかけた人は同一人物だ」という指摘も飛び交っている。
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